アレンジ表現で変わる!オリジナルコスメポーチ製作
おさえておきたいトレンドキーワードもチェック!
ヒロモリが長年オリジナルグッズの企画・製造に携わっている仕事の一つにコスメのノベルティがあります。クリスマスなど、シーズンごとに展開される「コフレ」といわれる限定コスメ企画があり、オリジナルノベルティがセット展開されることがあります。各社、ブランドのシーズンテーマに合わせた企画品が投入され、オリジナルポーチなどのセットノベルティにも注目が集まります。
今回は、コフレ向けを中心にご要望の多い、ヒロモリの定番グッズ「オリジナルコスメポーチ」について、デザイン企画のポイントについて解説いたします。今、おさえておきたいトレンドキーワードもまとめました。
「女性向け企画にオリジナルポーチの製作を検討したい」
「オリジナルポーチをデザインの企画から製造までお願いしたい」
「トレンドをおさえたオリジナルグッズを企画したい」
そんなご担当者様へ向けて、オリジナルポーチの企画・製造の流れも含めて解説いたします。ぜひ最後までご覧ください。
■オリジナルポーチ デザイン製作の流れをご紹介します |
オリジナルポーチ デザイン製作の流れをご紹介します
デザインイメージを膨らませます
①お打ち合わせ
初めにお打ち合わせにて、対象となるキャンペーンの概要を把握するためのヒアリングを行います。
オリジナルポーチのデザインイメージを膨らませるために、ブランドやターゲット、キャンペーンの目的や世界観の理解を深めることが重要だからです。
②ファッショントレンドとの照合
お打ち合わせと並行して、ファッショントレンドとブランド世界観を照らし合わせて、テーマやブランドにあったオリジナルポーチのデザインイメージを膨らませます。ご予算や数量など、ご要望に応じてデザインを固めていきますが、その前にアイデアを自由に発想することも大切なステップです。そのためには日々の情報収集も欠かせません。
デザインを具体化し、試作します
ご要望をもとにイメージを広げた後、いよいよデザインを具体化していきます。
③形状を考えます
ヒロモリでは豊富な形状パターンを見本として揃えています。その中でイメージしているデザインの参考になりそうなポーチをピックアップして、サイズ比率やポケット、持ち手や部材の付き方など細部の変更とアレンジを加えることで、全く表情の違う新しいポーチを生み出すことができます。世の中に数あるポーチの形状を、いかにアレンジするかがオリジナル性を出すための大きなポイントです。
④素材・部材を決めます
続いて、素材やパーツなど細かな部材を選んでいきます。生地によってデザインの印象は大きく変わります。生地選びは、オリジナルポーチを製作する上でとても大切なポイントです。
生地や部材のサンプルについては、生産地である中国の生地マーケットより取り寄せており、ファッショントレンドをおさえた生地・部材の見本帳を定期的に収集しています。
⑤サンプル製作・修正~完成です
形状と素材が決まったら仕様書を作成して、実際に量産を行う工場にてオリジナルポーチを試作します。試作品が届くまで10日~2週間程度です。心待ちにした試作品が届いたら、丁寧にサンプルチェックを行います。実際に中に物を入れて、使用感まで細部を確認します。対象製品がある場合は、製品も入れてみます。そして、クライアントのご要望を踏まえて改善を加え、2~3回と試作を進め、ようやくオリジナルポーチの最終形ができあがります。以上がオリジナルポーチの製作の流れです。
では、今季、オリジナルポーチを製作するならどのようなデザインが考えられるでしょうか?
ここからは、ヒロモリの制作担当が注目するトレンドキーワードをご紹介します。
今、おさえておきたいトレンドキーワード
Y2Kファッション・メタリック素材
Y2Kとは、Year2000の略語です。2000年頃のトレンドスタイルで、Z世代を中心に再び注目を集めています。コンパクトトップスやミニスカート、光沢感のある素材、存在感のあるアクセサリーなど、20年前のニューヨークセレブをお手本にしたようなスタイルが人気です。オリジナルポーチで表現するなら、メタリック素材を使用したり、プリーツやドレープ、チャーム使いの華やかなアレンジを加えたりすることでY2Kスタイルを表現できます。
巾着バッグ
最小限の持ち物だけを携帯する「持ち物のコンパクト化」が進み、小さいサイズのバッグがトレンドです。その中で、今季は、コロンとしたフォルムが新鮮な巾着ショルダーバッグに特に人気が集まっています。PUレザーやナイロンなどの幅広い素材と、グリーンやピンク、イエローといったカラフルな色展開でバリエーションも豊富です。オリジナルポーチにするなら、巾着形状に長めのショルダー紐をつけて、バッグとしても使えるデザインが今っぽくなります。
PUレザー+柄プリント
オリジナルポーチのデザイン表現として最近多く見られるのが、多色使いの華やかな柄をPUレザー生地にプリントしたものです。しっかりとしたPU素材の持ち味だけでも存在感を出せますが、さらにプリントを加えたところに組み合わせの新しさを感じます。フラワーモチーフとの相性が抜群です。
キャンバス生地+PUレザー
キャンバス生地の本体にPUレザーの付属生地を組み合わせたキャンバストートバッグがトレンドです。
バイカラーデザインは高級感がありカジュアル過ぎず、大人の女性も持ちやすい点が人気です。リモートワークの際のノートPCの持ち歩きに活躍し、需要が増えているとのこと。オリジナルポーチにするなら、同じようにPUレザーをポイント使いして、上品カジュアルに表現します。
パファー&キルティング
パファーとは「ふぐ」を意味する言葉で、中綿入りのふわっとした生地感のことです。冬のアウタージャケットとしてもトレンドのデザインです。キルティング加工を加えることで、アレンジの幅がさらに広がります。キルティングのステッチ柄をオリジナルデザインにすることで、より存在感のあるデザインに仕上げることができます。カジュアルな中に上品さが備わった、スタイリッシュな秋冬向けオリジナルポーチにぴったりです。
ビタミンカラー
これまでのくすみカラーのトレンドから移り変わり、今季はパキッとしたビタミンカラーがトレンドです。発色のよいカラーを、バッグなどのファッション小物にアクセントカラーとして取り入れたスタイルも多く見られます。2022年の秋冬も、青みがかったパープルやピンクが引き続きトレンドです。
まとめ
いかがでしたか?
今回はオリジナルポーチについて、製作の流れから、おさえておきたいトレンドキーワードまでをご紹介いたしました。コスメ向けの企画では、オリジナルポーチはもちろん、バッグやその他のコスメ雑貨まで、幅広く対応しております。
ヒロモリでは長年、コスメノベルティの企画製造に携わらせていただいている実績もございますので、ぜひ、お気軽にご相談ください。