素材で差がつくオリジナルエコバッグ
~生地の特徴からおすすめの活用方法まで徹底解説~
レジ袋有料化がスタートしてから1年がたち、エコバッグは買い物時の必須アイテムになりました。ノベルティとしても人気のエコバッグ。「実用的」「エコ」「いくつあってもうれしい」アイテムであることが採用の理由になっており、まだまだニーズは高そうです。
とはいえ、多くの生活者はすでにエコバッグを持っていると思われます。今後エコバッグを提案・採用する際には、プラスアルファの特徴でブランド差別化を図っていく必要がありますね。
そこで、今回はオリジナルエコバッグの素材選びのポイントをご紹介します。よりブランディング効果を高めるためにオリジナルエコバッグを製作するなら、素材選びからこだわってみませんか?
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エコバッグ素材選びのポイント
エコバッグで定番の素材にポリエステルやコットンなどがありますが、これからオリジナルエコバッグを製作するなら、ブランドの世界観や機能感、ターゲットや使用シーンに合わせて最適な素材を選ぶこともポイントです。
今回は「素材選びのこだわり」で差をつける、おすすめのオリジナルエコバッグについてまとめました!各素材の特徴とメリット・デメリット、おすすめの活用方法について解説します。
1:TPU素材
TPUとは熱可塑性(ねつかそせい)ポリウレタンという素材です。透明感のある生地が特徴です。PVC(ポリ塩化ビニル・塩ビ)と異なり、焼却してもダイオキシンが発生しないことからエコフレンドリーな素材として知られています。同じような透明感のある生地にEVA素材がありますが、EVAよりも生地が柔らかく、キズがつきにくいのが特徴です。
透け感のある生地がとてもおしゃれで、これまでのエコバッグにない印象を与えます!マットホワイトカラーは、まるでレジ袋のように使えてユニークです。カラー生地も豊富でイメージに合わせてカラーを選んで、表情を楽しめるファッショナブルなエコバッグです。
■メリット
・エコバッグ素材としての新しさ
・ファッション性が高い
・防水性が高い
■デメリット
・コンパクトに折り畳みにくい
■プリント方法
シルク印刷 ワンポイント柄
■TPU素材の主な用途
スマホカバー・保護シート、テーブルクロスなど
■おすすめの活用方法
新しさをノベルティに求める企業様に。アウトドア向きなので音楽ライブやスポーツ関係のノベルティや防災用品としても。
また、涼しげな素材感は、化粧品会社様のサマーノベルティにもおすすめです。
2:メッシュ素材
メッシュ素材のエコバッグは、軽くて乾きやすく、お手入れがしやすいのが特徴です。普段のお買い物にはもちろん、アウトドアやレジャー、スポーツシーンでも活躍します。素材自体に特徴があるので、シンプルデザインなのに持っているだけでおしゃれに。旬の雰囲気が作れるファッションアイテムです!
■メリット
・軽くて乾きやすい
・ファッション性が高い
■デメリット
・中を見せたくない用途には不向き
■プリント方法
シルク印刷 ワンポイント柄
※数量により総柄フルカラー印刷が可能です。
■メッシュ素材の主な用途
ランドリーバスケット、サッカーなどのボールかごなど
■おすすめの活用方法
ファッション感度の高い20代、30代がターゲットの商品向けのノベルティに。
夏のシーズン企画や、アウトドア、スポーツといったキーワードにもおすすめです。
3:ピーチスキン生地
ピーチスキン生地は、なめらかで柔らかな素材感で、質感が良いのが特徴です。定番のポリエステル素材のエコバッグと比べて「きちんと感」があるので、ショッパーバッグとしてだけでなく、サブバッグとしても活躍します。柔らかい生地なので、丸めてコンパクトに携帯するのにも適しています。生地に撥水・防水加工を施すことで、普段のお買い物にも活躍します。
■メリット
・上質でなめらかな素材感
・高見えする割に安価
・フォーマルにも使える
■デメリット
・耐水性に劣る
■プリント方法
シルク印刷 ワンポイント柄
※数量により総柄フルカラー印刷が可能です。
■ピーチスキン生地の主な用途
アパレルウェア、インテリアカバーなど
■おすすめの活用方法
上質な素材感は、ロイヤルカスタマー向けのノベルティにおすすめです。
温かみのある素材なので秋冬向けのノベルティ企画にも!
4:リップストップナイロン生地
避ける(Rip)ことを止める(Stop)という意味のリップストップ生地。細い繊維の間に碁盤の目状に太い繊維が縫い込まれていて、格子状の織模様に見える生地です。リップストップナイロン素材は、透けるような薄さなのに丈夫で、アウトドアシーンなどでよく使われています。とても軽いのも特徴です。
ちなみに、リップストップ生地は、ナイロンかポリエステル素材を選択できます。ナイロンの方がより軽く丈夫で、ポリエステルはより安価になります。
■メリット
・薄くて軽量
・丈夫
・コンパクトに折り畳める
■デメリット
・価格が高い
■プリント方法
シルク印刷 ワンポイント柄
※数量により総柄フルカラー印刷が可能です。
■リップストップナイロン生地の主な用途
アウトドアウェア、スポーツウェア、テントなど
■おすすめの活用方法
コンパクトなサイズがポイントになる製品のノベルティや、男性がターゲットの製品向けにおすすめです。また、レジ袋のような薄さなので、店舗を持つ企業様のノベルティにも!
5:タイベック生地
タイベック生地は、紙のようで紙じゃない不思議な質感の素材。高密度ポリエチレン不織布のエコバッグです。
アメリカのデュポン社が開発し、防護服や建築素材などにも使われている素材です。水に強く軽量で、通気性、耐久性に優れた素材なので、アウトドアやスポーツ、レジャーシーンで活躍します。インテリア雑貨シーンでも人気のクラフト感のあるデザインがおしゃれです。
■メリット
・耐水性、通気性、耐久性に優れている
・軽量
・ファッション性が高い
■デメリット
・価格が高い
■プリント方法
シルク印刷 ワンポイント柄
※数量により総柄のフルカラー印刷が可能です。
■タイベック素材の主な用途
防護服、建材(透湿・防水・遮熱シート)
■おすすめの活用方法
ナチュラル、自然派の製品のノベルティや、丈夫さや高機能がキーワードのノベルティにおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
ブランド差別性の高いオリジナルエコバッグを製作するためのヒントとして、生地の素材選びに着目し、各素材の特徴とメリット・デメリットや、おすすめの活用方法についてまとめました。
生地色・形状やデザインまで、フルオリジナルで企画・製作することで、よりブランドの世界観や機能感を表現できることが、オリジナルエコバッグを製作するメリットです。
ヒロモリでは、ノベルティから販売商品まで、様々なエコバッグを製作している実績があります。使い勝手の良いエコバッグはもちろん、ブランドのこだわりや差別化を伝えるエッジの効いたエコバッグの提案も得意です。今回は特徴的な素材に注目しましたが、定番のポリエステルやキャンバス素材など、ご予算に合わせてご提案いたします。
オリジナルエコバッグ製作のことなら、ぜひご相談ください。