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シニアの実践している熱中症対策やお困りごとは?60代以上の100人に聞いた「熱中症意識調査」の結果を発表

シニアの実践している熱中症対策やお困りごとは?

60代以上の100人に聞いた「熱中症意識調査」の結果を発表

2023年7月は「観測史上最も暑い月」となり、国連事務総長は「地球沸騰の時代が来た」と警告。日本においても、7月の全国の平均気温が1898年の観測開始以降最高になりました。危険な暑さが続き、熱中症対策は欠かせません。

ヒロモリでは、一般財団法人 日本気象協会(JWA)と協働して、「熱中症ゼロへ」プロジェクトの企画運営、事務局業務から、協賛企業様個別のブランドプロモーションを10年間サポートしています。

この度「熱中症ゼロへ」プロジェクトは、60代以上の方106名を対象に熱中症に関する意識調査を実施しました。シニアの方は温度に対する感覚が弱くなったり、喉の渇きを感じにくくなったりと、熱中症に特に注意が必要です。また、熱中症へのリスクを知るために計測器の活用も一つの方法です。目的や使用シーンに合わせて、おすすめの指標計もご紹介します。ぜひ最後までお読みください。

 


目次

■熱中症を取り巻く環境について
■シニアの熱中症対策意識
・60代以上のおよそ9割が『10年前よりも熱中症に気をつけるようになっている』
・熱中症に気をつけるのは『「真夏日」「猛暑日」と知らせているとき』や『晴天の中、外出するとき』
・熱中症を防ぐためにやっていることは『水分補給』がいずれの世代も8割以上
・熱中症の予防・対策の気がかりはエアコンによる体の冷えや、電気代が上位
■目的や使用シーンに合わせて、おすすめの熱中症指標計
・黒球付熱中症計
・室内環境指標計
・企業オリジナルOEM製作も可能
■まとめ

 

熱中症を取り巻く環境について

年齢区分別の熱中症搬送者数2022年 グラフ

総務省消防庁によると、2022年5月~9月に熱中症で救急搬送された人は71,029人で、このうち65歳以上の高齢者が占める割合は、54.5%(38,725人)となりました。熱中症搬送者数は高齢者ほど高くなっており、特に注意が必要です。

10年前との猛暑日日数の比較グラフ

また、1971年から1980年、2013年から2022年の各10年間で、最高気温が35℃を超える「猛暑日」の積算日数を比べると、仙台、東京では昔の10年に比べて6~7倍の日数となりました。過去と比較して厳しい暑さとなる日が増加しています。約40年前よりも、現在の「夏」は厳しい暑熱環境になっているといえます。

 

シニアの熱中症対策意識

 熱中症に関する意識調査 調査概要

【調査方法】 街頭調査
【調査場所】 巣鴨地蔵通り商店街
【サンプル数】 106名(60歳以上)
【調査時期】 2023年5月
※調査結果は、端数処理のため合計しても必ずしも100%とはならない場合があります。

 

60代以上のおよそ9割が『10年前よりも熱中症に気をつけるようになっている』

10年前よりも熱中症に気を付けているか?グラフ

「とても気をつけるようになった」もしくは「まあまあ気をつけるようになった」と答えた人の割合は全体で89.6%、年代別では60代が最も高く94.4%、70代以上も85%以上となりました。また、いずれの年代も「以前よりも全く気を付けなくなった」の回答は0%でした。

熱中症に気をつけるのは『「真夏日」「猛暑日」と知らせているとき』や『晴天の中、外出するとき』

 どのようなときに熱中症に気を付けているか?グラフ

 どの年代も「天気予報で「真夏日」「猛暑日」と知らせているとき」「晴天の中外出するとき」が上位に。特に60代は「スポーツなど運動をするとき」「アウトドアやレジャーに出かけるとき」「野外イベントやスポーツを観戦するとき」も高い割合でした。80代・90代は「寝るとき」も上位に入っていました。

熱中症を防ぐためにやっていることは『水分補給』がいずれの世代も8割以上

熱中症予防のためにやっていることグラフ

全ての年代で「こまめに水分を補給する」が8割以上で1位に。年代別にみると、60代と70代は「エアコンを利用する」が7割前後で2位に入っていますが、80代・90代では「エアコンを利用する」(53.8%)よりも「窓を開けて室内の風通しをよくする」(73.1%)と回答した人の割合が高く予防・対策のためのアクションの違いが見受けられました。また、睡眠や食事に関する項目も上位となりました。

熱中症の予防・対策の気がかりはエアコンによる体の冷えや、電気代が上位

熱中症対策で気がかりなことグラフ

熱中症の予防や対策として気がかりなことを聞いたところ、全ての年代で「エアコンを使用すると体が冷えること」が5割前後で1位となりました。そのほか「エアコンや扇風機を使うことで電気代がかかること」や「水分をとりすぎるとトイレが近くなること」も共通して上位となったほか、外出時に水分や日傘、帽子などを持ち歩くと荷物が多くなることや、忘れ物につながりそうという心配の声もありました。

 

目的や使用シーンに合わせて、おすすめの熱中症指標計

熱中症リスクを判断するために、計測器の活用も有効です。ここからは、一般財団法人 日本気象協会監修の熱中症指標計についてご紹介します。

黒球付熱中症計

黒球付熱中症計

日射や照り返しによる輻射熱を考慮した黒球温度も測れる熱中症計です。黒球温度と気温・湿度から、今いる環境の熱中症の危険性を、WBGT(世界中で使われている暑い環境における熱ストレスの評価を行う指標)でお知らせします。安全管理のため、主に建設現場や学校などで導入実績があります。携帯型もあります。

 黒球付熱中症計について詳しくはこちら
https://www.hiromori.co.jp/works/heatstroke/

室内環境指標計

室内環境指標計

夏は熱中症計、冬は風邪指標計として1年中使用できる環境指標計。5段階のブザーとライトで危険性をお知らせします。壁掛けでも見やすい大きな表示が魅力で、生命保険会社の教員向けセールス支援ノベルティとしての採用実績があります。

企業オリジナルOEM製作も可能

熱中症計OEM製作

© AKAGI×GARIPRO

商品の形状や企業・ブランドのキャラクターを活用したオリジナルデザインの熱中症計のOEM製作も可能です。生活者の健康・安全をサポートする姿勢を打ち出すノベルティや記念品として検討してみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

いかがでしたか?

ヒロモリは、日本気象協会と協働して10年前の2013年から「熱中症ゼロへ」プロジェクトの活動を始めました。今回の調査では60代以上のおよそ9割の人が、10年前よりも熱中症に気をつけるようになったと回答。熱中症予防・対策意識が高まっていることが分かりました。一方で、屋外に比べ屋内で作業をするときの方が熱中症への意識が向きにくい傾向がみえたことや、エアコンを利用するよりも窓を開けて自然風のみで過ごす人・窓を開ければ十分と考える人も一定数おり、室内にいても条件次第では熱中症のリスクがあることについて理解促進が求められる結果ともなりました。

地球規模で暑さが厳しくなっていることも見過ごせません。企業として、「夏の暑さから生活者をどのようにサポートしていくか?」も今後の重要なテーマになるのではないでしょうか。

ヒロモリでは、熱中症をはじめとする社会問題に対するプロモーション企画やプラットフォームの運営を行っています。また企業オリジナルの熱中症計の製作など社会問題を解決するためのグッズ開発にも注力しています。ぜひお問合せください。

 日本気象協会と共同運営しているライフサポートチェッカーシリーズ 公式サイト
https://necchu-sho.com

 

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